日用品であり芸術品であるペルシャ絨毯

ペルシャ絨毯は主にイラン周辺で織られている大変手の込んだ織物です。その模様や素材の色合いの美しさから美術・芸術・工芸品として大変需要や価値が高く主に床の敷物・テーブルクロス・壁掛け(タペストリー)として愛用されてきた歴史があります。綿や羊毛で織られる敷物は耐久性があり羊毛だけでも数種類の品種の羊から素材を紡ぎ出す事が知られています。また絹も素材として使われ、しなやかな仕上がりにはなりますが原材料が高価で耐久性も低い為、床の敷物よりは壁掛けなどの室内装飾に使われます。また経年と共に価値が低くなる為イランの住宅事情では使用しづらいのか羊毛や綿製の絨毯よりも愛用されることはあまりありません。しかし日本では高級・本物志向と日本の住宅事情に考慮した玄関サイズ用のお手頃価格のマットなども取り扱っている絨毯業者もあります。

ペルシャ絨毯は本当の工芸品です。

ペルシャ絨毯は本当の工芸品です。そう言いきれる美しさがあります。実際に見てみると本当に多くの種類があることに気がつきます。それは、長い歴史に裏打ちされたものであるといえます。デザインにも本当に多くの種類があって多くの糸を折り重ねて作られています。その技は素晴らしいの一言につきます。もちろん御値段は品物の品質や、歴史的価値によって変わってきます。オールドやアンティークと呼ばれるものは値段がつかないくらいのものもあります。逆に安いものも多いので選びかたが非常に重要になってきます。安く品質の良くないものは価格染料などを使用しているものなどもあって注意が必要になってきます。とにかく、事前に知識を入れておくことである程度のものを見る目が身に付くといえます。それから実際にお店で見てみるとデザインや、織り方に気づくはずです。

ペルシャ絨毯の魅力について

ペルシャ絨毯は、ペルシア文化、芸術を代表する極めて優れた美術工芸品のひとつで、一品一品職人が手作りで製作するため、とても高価な製品です。ペルシャ絨毯の素材として最も多く使用されているのは羊毛ですが、その産地によって材料やデザインなどは異なります。主なデザインは、中央部に大きな模様をもつメダリオンや、幾何学模様、モスクをイメージした模様や、絵画や景色をモチーフにしたデザインなどがあります。サイズは、タペストリーなどに使用される小さなものから、オマーンのモスクに収められている総面積が4、343平方メートルという大きなものまで様々です。熟練した職人によって製作される高級品や、製作されてから年月の経ったアンティークの製品には、100万円以上の値がつけられています。ペルシャ絨毯は使い込んで、歳月が経つほどに美しくなるといわれていますので、その歴史や値段にも納得ですね。